ときどき初心にかえって思い返すことは、
『私の仕事は何であるか』
ということです。

 

もし、私のことを知らない人から、
「ご職業はなんですか?」
と訊かれたら、恐らく「整体師」だと答えるでしょう。

そう答えれば、大抵の方は理解してくださいますし、
字面としても間違ってはいないはずです。

 

しかし、それが正確な表現とは思えません。

 

整体師は、確かに幅広く理解してもらいやすい言葉です。
ですが私は、単にからだだけとかかわっているわけではありません。

繰り返し書いているとおり、からだは本人の意思次第で、
いくらでも変化する存在です。
なので、からだにかかわるということは、必然的に

『その人そのものともかかわりを持つ』

ことになるはずです。

 

そういった職業をどのように呼ぶのか。
あるいは、どのような名前を付ければいいのか。

未だ明確な答えは出ていません。

 

というのも、最近どうもそれだけではいけない、
ただ呼称を決めるだけでは不十分だ、
と感じるようになったのです。

 

私の仕事はなんであるか……
この問いを言い換えるなら、

『私は何のために仕事をしているか』

ということです。

 

何のために仕事をするのか——

こういう話をするときによく例に出されるのは、
『3人の石切り職人』の話です。
ご存知のかたもいるかもしれませんが、こんな話です。

 

……

あるところに、石を切り出している3人の職人がいました。
その近くを通りがかった旅人が、その男たちに
「あなたは何をしているのですか?」
と問い掛けました。

1人は、
「私はこれで生計を立てているのだ」
と答えました。

もう1人は、
「この国で一番上手い石切りの仕事をしているのさ」
と答えました。

そして最後のひとりは、夢見心地に空を見上げながら
「教会を造っているんです」
と答えました。

……

 

これは、経営学の神様と言われる、ピーター=ドラッガーの
『マネジメント』
という著書の中で出てくる寓話です。

 

この話を受けて最初の問いかけに戻ると、
整体師と答えるのは、2人目の男であるということでしょう。

それも悪くはないでしょうが、しかしドラッガーはこうも言っています。

「誰でも思いつくような答えが、良いものであるケースは少ない」
「行為そのものが目的になってしまうのは好ましくない」
と。

 

さらにドラッガーは、一番目の男の答えを悪いとは言っていないのです。
自分にできる技能を使ってお金を稼ぐことを目的としているということは、
与えられる報酬に対して公正である、というのです。

 

つまり、

『一定の対価を得るためには、それに見合った労働をする必要がある』

ということを理解しているので、彼は常に収入を得るために
一定の仕事をコンスタントにこなしてゆくだろう、というのです。

確かにそこに発展は無いかもしれません。
しかし、彼は恐らく優秀な労働者になることでしょう。

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