身体を整えるならば、〇〇を意識しよう
身体を整えるための重要ポイントが集まっている部分とは
目を閉じたり、暗闇のなかに入ると、急に身体を動かすのを難しく感じることがあります。
それだけ、人は視覚に頼っているということでしょう。
身体を使うというところでも、目に入ってくる身体の前面は意識が行くのですが、背中・背面のほうになると、つい忘れがちです。
見えにくい分、身体の背中側には意識が行きにくいのです。
ところが、背中・背面には身体を整えるうえで、重要なポイントが多くあります。
例えば、呼吸を深くするにも背中側を意識するだけで、ずいぶんと変化することがありますし、姿勢の美しさも背中側の美しさによるところが大きいと言えます。
呼吸に関しては、腹式呼吸、胸式呼吸という表現から、身体の前側に意識が行きがちです。
その結果、前側ばかり動かすことをしてしまうのですが、背中を意識して呼吸をすると、深く多くの息を取り込むことができるのです。
また、姿勢をよくする言葉で胸を張る、背筋を伸ばすと言います。身体の前だけではなく、背中にまで意識を向けることを暗に示しているのではないでしょうか。
整体やエステなどでも、背中を整えることで体調をよくしたり、美しさを引き出すことをしています。
身体の前面はもちろんですが、背中側に時間をかけているところも多いようです。
身体は、当たり前ですが、全身でひとつの身体です。
もし、身体の前側だけに意識を向けがちならば、背面にも意識を向けて、より使える身体を目指してみてはいかがでしょうか。
背中への意識を向ける2つのヒント
背中に意識を向けるとはいっても、どうすればよいのでしょうか。
背中、背面に意識を向けるヒントとして、まず、視覚を活用することがあります。
視野に入らないから意識が向かないのであるならば、意識して鏡などを使いながら自分の背中を見るのです。
手や顔は、実際に自分の目で見たり、鏡に映して見ることで動きや変化を確認することができます。
同じように、背中も直接見ることができないならば、鏡などを使って、意識して見ることでいつもより意識が高まることでしょう。
鏡を見ながら動かして、ご自身の身体の動きを確認されるのもよい方法です。
姿勢や肉の付き方、ちょっとした変化など気が付くことが増えていけば、それだけ背中への意識が高まっていきます。
また見るだけではなく、さわるという方法もあります。
痛みがあると、その部分に手を当てたりさすったりしてしまうことはないでしょうか。
人は、身体をさわることで感覚を鋭敏にしたり、体温を上げたり自然にコントロールしようとしています。
身体の背面もふれる機会を増やすことで、感覚を育てることができます。
そうはいっても、背中は手が届きにくい部分です。
ご自身でさわれる部分は、どんどんふれる機会をつくって、積極的にさわってみてください。
さわりにくい部分に関しては家族など身近な人にさわっていただくというのもよい方法です。
背中への感覚を育てるだけではなく、家族のコミュニケーションにもなります。
そうした方法がとれない場合には、行きつけの整体や白金台「ピタゴラスの手」の施術をご利用になるのもよいでしょう。
白金台「ピタゴラスの手」の施術の場合には、施術の中で、背中の感覚を育てたり、あなたの現在の身体から見てどうかということなどお話したりレクチャーさせていただきます。
一般論ではなく、今のあなたの身体や習慣、クセを確認し、よりよくしていくにはどうすればよいのか、ということを一緒に考えて参ります。
ご興味をお持ちならば、一度施術をご体験ください。
ご連絡お待ちしております。
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