身体からのメッセージを受け取りやすくするための方法
身体は健気(けなげ)なものだから
身体はとても健気なものです。
物言わず、あなたに寄り添ってくれます。
生まれた時から死ぬ時まで、あなたから離れることもありません。
こんなことを言うと、当然だろうと言われそうですが、身体は誰よりもあなたに近いところに居続けてくれる存在なのです。
なにも言わずに寄り添ってくれる従順さを持っているのですが、過ぎたる場合には、病気や体調不良などの形で知らせてくれます。
病気や不調は体からのメッセージでもあるのです。
このように、何らかのメッセージを受け取るとき、身体に負担をかけていることがあります。
「このまま同じことを続けるのは、よくないですよ」というメッセージです。
そのようなメッセージを受け取っても、自覚がある場合もあれば、ない場合もあり、不調の原因も様々です。
身体の酷使のし過ぎかもしれないですし、運動不足などの場合もあるでしょう。
身体からのメッセージを受け取りやすくするための方法とは
身体は具体的に言葉で語ってくれません。
ですから、あなたご自身の生活や行動を振り返り、原因がどこにあるのか思い巡らしてみてほしいのです。
すぐにピンとくる場合もあるでしょうし、まったく思いつかない場合もあるでしょう。
身体からなにかのメッセージを受け取るために、まずは、違和感や不調を感じる部分がどこなのか、なぜそんなふうに感じるのだろうか、ということを検証していただきたいのです。
これが、身体からのメッセージに耳を傾けるということです。
こうしたメッセージを受け取りやすくするために、感覚を磨くことや、正しい姿勢を意識して身体を動かすことをおすすめしているのです。
感覚を磨き、正しい姿勢を意識することは、日常生活の中で、無意識に身体と対話することを習慣づけてくれます。
ちょっとした変化に気が付き、「何を感じているのか」「どうしてそう感じるのか」「次にどのように動かしていけばよいのだろうか」といったアイデアを投げかけてくれるようになるのです。
身体の声は違和感や不調などのネガティブなことだけではありません。
よりよく動かせていることに対する喜びであったり、いままで感じられなかった深い部分の感覚を味わえていることを教えてくれることもあります。
もっと積極的に身体を動かしていくことについての、メッセージも受け取ることができるようになっていくのです。
身体は誰のものなのか
一般的には、不調や違和感を感じたら、すぐに病院へ、という発想もあります。
急を要するときにはそれも必要なことです。
ですが、白金台「ピタゴラスの手」では、日ごろから身体と対話をして、自分の身体のことを深く知ることをおすすめしています。
というのも、身体はあなたのものです。
結局、あなたの身体について、誰よりも知っておくべき人は、あなた自身なのです。
病院でも、あなたの身体についての基本的な情報を発信する人は「あなた自身」であり、ドクターが何も言わずとも全てを理解して処置をしてくれるということはまれです。
やはり、ご自身の身体は、自分で守ることがよいのです。
その第一歩として、身体のメッセージを受け取れるように、感覚を磨いていただきたいと考えています。
その前提としてある考え方は「身体は健気なもの」であるというものです。
なにがあっても身体は寄り添ってくれるからこそ、そのことに甘えすぎないことも、身体と付き合っていく上では必要かもしれません。
あなたが身体にとって、嫌な人になっていることもある、かもしれない
もし、あなたのそばに、いつもあなたに依存をしてくるのに、あなたのことを理解しようとしない人がいたならば、どうでしょうか。
その人とお付き合いを続けるのは大変ではないでしょうか。
このことをあなたの身体とあなた自身のことに置き換えて考えてみると、ちょっとドキッとしませんか?
もちろん、この場合は「あなた」が身体のことで、「あなたに依存するけれども理解しようとしない人」とは、あなたご自身のことです。
それでも、身体は「嫌だ」と言うわけではないので、本当に健気です。
もし、ドキッとされたならば、日々の身体への接し方から見直してみてはいかがでしょうか。
客観的にチェックをしながら、感覚を磨いたり、正しい姿勢の習慣を見直していくことを考えられているならば、白金台「ピタゴラスの手」もお力添えできます。
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