効果的なロルフィング・ワーニッツの施術の受け方―施術の効果を維持・継続するための方法―

施術を受けるならば考えておきたい効果の維持・継続

今回は、施術の効果を維持・継続するための方法についてです。
施術を受けられた方にとって、その効果がいつまで維持できるのか、というのは興味があることではないでしょうか。
お金と時間をかけて施術を受けるわけですから、施術を受けたけれどすぐに戻ったというのは、もったいない話です。

施術をする側の視点でも、時間をかけて施術をしたのに、すぐに戻りましたと言われるのは残念です。
そこで、施術の効果を維持・継続するための方法についてお伝えしたいと考えました。

施術をする側の考え方としては、施術を通して痛みが取れる、正しい姿勢を整えることができた、というように変わることは良いことなのですが、それだけではもったいないと考えています。
どのように施術の効果を維持・継続していただくのか、というところに腐心しているのです。

施術効果の主導権を握っているのは誰なのか?

白金台「ピタゴラスの手」では、施術者が、施術を受けていただく側の人に変化を起こすことはできますが、「持続・継続のオン・オフのスイッチ」は施術を受ける側、つまり、あなたの側にあると考えています。
身体は施術を受ける側の人のものです。
つまり、主導権はあなたにあるのです。
施術後の姿勢やゆるみ具合の維持などについては、施術を受けられたご本人でないとできません。
施術を通して身体の調整をし、実際の身体の状態と感覚とを合わせていき、その状態と感覚とを言葉を使いながら定着させていく、ということを行います。
その場では、きちんと身体の状態と感覚を合わせることができたとしても、「それを維持していこう」というあなたの気持ちが必要になるのです。

例えば、フェイシャルエステや顔ヨガなどによって、顔のコリをほぐし、表情豊かに表現できる顔を手に入れたとしても、日常生活のなかで笑顔でいるかどうかというのは、その人本人の気持ちの問題です。
笑顔で日常生活を送ることもできますし、能面のような無表情で過ごすこともできます。
施術をした側の人が、いくら「笑顔でいましょう。豊かな表情をつくりましょう」と言っても、受けた側の人が無表情を選択したならば、効果の維持・継続は叶いません。
無表情で居続けたならば、また、顔のコリや緊張感は、やがてもとに戻っていくことでしょう。

施術後にできる、かんたんな維持の方法とは

維持や効果の問題は「あなたが どのようにありたいのか」という問題になってくるのです。

「施術の効果の維持・継続は、受けた側がどのようにありたいのか、という問題です」というと、責任逃れをしているように聞こえるかもしれませんが、そうではありません。

やはり、身体の主導権はあなたにあり、身体はあなたの意思に従うのです。
施術をした人に従うわけではないのです。

ですから、施術を受けられた方は、そのなかで聞いたこと、味わった感覚を施術後も大切にし、折に触れて思い出しては再現するように心がけていただきたいのです。

それは、特別に思い出す時間をつくらなくても、できることです。
信号を待っているとき、電車に乗っているとき、家事の合間に立っているときなどでも充分なのです。
ぼーっと立っていないで、身体の感覚に意識を向けるだけでよいのです。

ぜひ、身体の声に耳をすませ、感覚を味わいながら、日常生活の中で身体を使ってみてください。
維持・継続の効果はご自身の気持ち次第で大きく変わっていくことでしょう。

特に白金台「ピタゴラスの手」で行っている施術ワーニッツやロルフィングは、この施術を受けていただく側の継続のスイッチがオンになっていると、効果が倍増します。
施術もロルフィングならば10回、ワーニッツでも複数回継続のメニューになっていますので、回を追うごとに身体や感覚の統合が進んでいくのです。

このことを知って施術を受けてくださると、施術の効果も出やすくなります。
お問合せ、お申込みお待ちしております。

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