【腰痛、ぎっくり腰ではちょっと遅い。ロルフィングの理想的な受け方】

「痛っ!腰痛? よしロルフィングを受けに行こう」はどうなのか?

突然、痛みが出てくるのがぎっくり腰。
そろそろかな、と思っていたらやってしまった。そして、そこから整体やマッサージに行くパターンはありませんか?

白金台「ピタゴラスの手」でも、腰痛やぎっくり腰をされてから「ロルフィング」を受けに来られる方がいらっしゃいます。
残念ながらロルフィングには、直接、腰痛を改善するためのセッション(施術)がありません。
ロルフィングをご希望されるお客様のご要望にお応えできないので、申し訳なく思っています。
そこで、今日は、ロルフィングの理想的な受け方について書いてみます。
これがわかることで、あなたの身体について考える機会にもしていただけることでしょう。

ロルフィングでは、何をしているのか

ロルフィングは10回のセッション(施術)で成り立っています。
それぞれにテーマが設定されていて、この10回を受けていただくと身体の構造を整えるということができます。
この10回で構成されている施術のことを「ベーシック10」と呼んでいます。
ベーシック10では、「肩こりが・・・」「腰痛が・・・」というあなたのご要望は伺うのですが、その部分にとらわれず、身体全体を10回かけて整えていくストーリーになっているのです。
身体の構造が整うことで、結果的に腰痛や肩こりといった身体のトラブルが少ない身体に整えることができます。
ですが、痛みを改善するという目的でやっているわけではないのです。

ロルフィングを受けるとよいタイミングとは

では、どういったタイミングで受けるのがよいのでしょうか。
それは身体の痛みやトラブルが少ないときが理想的です。
痛みやトラブルがあってもよいのですが、10回の施術の構成を通して身体の全体を整えていくために、「膝が」「肩が」といった部分にすぐに対応できません。10回の施術が終わる期間は最短でも2、3か月はかかります。
できれば、特に大きな身体の不調はなく、ロルフィングに興味を持たれたときに来ていただけるとよいと考えております。
時間的にも、精神的にも余力のある時に来ていただけるのが一番良い状態で受けていただけます。

また、スポーツやピアノの演奏など楽器の演奏で身体を酷使される方には、一度身体のメンテナンスとして来ていただけるのもよいと考えております。
スポーツや楽器の演奏をされている方は、どうしても偏った身体の使い方をしたり、クセができてしまいます。
そうしたものを整えて、よりよくスポーツや演奏のために使える身体をつくっていくためにロルフィングを使っていただくことができるのです。
あまり名前を明かされていませんが、オリンピック選手や有名なスポーツ選手のなかにも、ロルフィングを活用されている人たちがたくさんいます。
「私はロルフィングをしている」と公表するとライバルに研究されてしまう可能性もあるためでしょうか、公表されている方は多くいらっしゃいません。

スポーツならすべてよいというわけではなく、野球のピッチャーなど、クセがその人の強さになっている場合にはあまりお勧めはできないとも考えております。
こういった場合には、ご相談ください。

ロルフィングは「痛っ!」と思ってから来ていただくと、希望にお応えできないことがあるということをあらかじめ知っていただければということなのです。
もし、腰痛や肩こり、膝の痛みがある場合には、ワーニッツの施術の方が向いております。
こちらは、あなたのご希望をお伺いして、その痛みを緩和する方向で、身体のクセをとって正しい姿勢をつくっていくということをしております。

腰痛などの改善でロルフィングをご希望の方はぜひ、一度ご連絡ください。
施術のご相談をさせていただきます。
お問い合わせ、ご連絡お待ちしております。

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