がんばらないで、身体をリセットする方法

 

身体のリセットあれこれ

今回のテーマは「がんばらないで、身体のリセットをしましょう」というご提案です。

その日の疲れはその日のうちにとっておきたいものです。

そこで出てくるのが、身体をリセットするという発想です。

瞑想をしたり、気分転換をしたり、リセットする方法はいろいろありますが、できるならば、がんばらなくてもできることがうれしいものです。

白金台「ピタゴラスの手」でおすすめしているのが「歩くこと」。

歩くだけで、血液などの体液の循環がよくなります。

身体にとって一番良くないのは、滞ったり、固まったままでいることです。

歩くことで、循環がよくなり、足のむくみなどの問題もある程度解消します。

また、呼吸も深く入っていきます。しっかりと呼吸ができることは身体にとってリセットどころか、大きなプラスになるのです。

さらに、身体の方が自然とバランスを整えようとしますので、姿勢の調整にもつながります。

歩くことは毎日することですから、特に頑張ろうと思わなくても続けられるのではないでしょうか。

 

歩いて身体をリセットする

白金台「ピタゴラスの手」では、正しい歩き方の指導もしていますが、正しい歩き方を知ってよく歩くだけで身体をリセットすることができます。

とてもシンプルでかんたんです。

 

仏教には経行(きんひん)といわれる歩く瞑想のような修行方法もあります。

座禅と座禅の間に行っている修行スタイルで、座禅で座りっぱなしの身体をリセットする役割も果たしていると思われます。

精神のリセットをするうえでも、歩くことがよい影響を与えているのでしょう。

 

身体のリセットにはもっと難しいこと、複雑な動きが必要ではないかと考えている人もいらっしゃいますが、施術を通して感じることは、シンプルなことで身体のリセットはできるということです。

 

むずかしいことをあれこれと覚えるよりも、「歩くだけでいいですよ」と言われた方が気が楽です。

歩くことは毎日しているでしょうから、続けやすいとも言えます。

 

歩いてリセットするというのは、身体を鍛えるということとは少し方向性が違っていて、毎日適度に動かすことで、滞りや不調な部分を解消し、よりよく動く身体にしていくことなのです。

 

「それならば、走ってもいいのでは?」と言われそうですが、それが可能ならばよいのです。

しかし、たいていの人は走り慣れておらず、いきなり道路を走ると足などを傷める可能性もあります。

 

無理をせずとも、歩くことで身体に必要な部分は動かすことができます。

ふくらはぎや、大腰筋、肩、腕をはじめ、全身を動かすことができるので、歩くだけでも十分だと考えているのです。

むしろ、無理をして傷める方が身体にとってはマイナスです。

 

歩くならば、室内でもOK?

また、歩くことをおすすめすると、ジムでトレッドミルなどのルームランナーを利用して歩かれる方もいらっしゃいます。

どうしても、この方法しかないという場合は仕方がありませんが、できれば景色などを見ながら外を歩いてほしいと考えています。

 

景色を楽しんだり、季節の風を肌で感じながら歩くことは、機械の上を歩いていてはできないことです。

景色や季節など、目だけでなく、五感で感じることは、あなたの気持ちをやわらかくしてくれることでしょう。

 

また、その時の足の上がり具合や蹴り具合など、実際に地面を歩いてみることで身体の軽さや不具合のある部分をはじめ、身体の感覚など確認できます。

ちょっとした違いを自分の身体を通して感じることで、自然と微調整しようとする力が身体には備わっています。

歩くことで、この力を引き出しているとも考えています。

これらは機器の上を歩くだけでは、なかなか外部を歩くように感じたり調整することが難しいのではないでしょうか。

トレッドミルなどはウォーキング目的よりも、歩くフォームやスピードなどを調整したり確認するために使用するのが理想的です。

 

身体はシンプルにできています。

複雑に考えすぎずに、呼吸と正しい歩き方を意識して歩いてみてください。

 

白金台「ピタゴラスの手」では、歩き方や呼吸についての指導もしておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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