【身体と心をつなぐもの】

今回は、身体と心についてのお話です。

心と身体の関係について、一般的なこととして語られるようになってきました。

「お互いがなんらかの影響を及ぼしあっている」というようなことです。

心と体は影響を与え合ってもいるのですが、「身体の感覚と心の感覚が大きくずれている」ということも起こっています。

むしろ、身体と心の感覚が完全に一致しているという人の方が少ないかもしれません。

例えば、身体を動かすとき。

心に描いたとおりに身体を動かすことができる人はほとんどいないのです。

これが、スポーツをされている方の場合には、パフォーマンスが出ない、というような表現になります。

記録や成績が思うように伸びないというときは、身体が思ったように動かせていないことに原因があることが多いのです。

また、日常生活の中では、2~3㎝程度の段差でつまずく、思ったように足が上がらない、というような現れ方をします。

感覚で「このくらい」と決めて身体を動かしたけれども、実際に身体を動かしてみると、そこにずれがあった、ということを感じたり、周りの人がそのようなことを言っているのを聞かれたことがあるかもしれません。

年齢を経ると、その感覚の誤差も大きく出るようで、その結果が「ちょっとした段差でつまずいたり、こけそうになったりする」ということなのです。

また、病気のとき。

心に病気を思い描いて病気になる人は、いないでしょう。

誰しも健康に生活することを願い、また、病気になられたとしても回復することを願うものです。

にも関わらず、なかなかよくならないということがあります。

これもまた、身体の感覚と心の感覚が大きくずれている例でしょう。

心と身体のつながりや関係は取り上げられてきていますが、まだまだその関わりについては分かっていないことが多いようです。

白金台「ピタゴラスの手」では、身体と心をつなぐ機能を担っている部分を「イノミネートゾーン」と名づけました。そして、身体の感覚と心の感覚をつなぐために、「イノミネートゾーン」に積極的に働きかける施術を「ワーニッツ」として行っています。

「必要圧」によりイノミネートゾーンに働きかけることで、身体と心の感覚をつないでいくのです。

ぜひ、あなたにも、そのつながっていく感覚を味わっていただけたらと思います。

お問い合わせお待ちしております。