【疲れた時にできる セルフケア】
「身体がだるい、しんどい、肩がこる・・・だからマッサージや整体に行きたい。でも、時間がない。あー、イラッとする。」
そんなときにできるセルフケアの方法です。
ハンドパワーを使うというと、あやしげですが、ご自身の手のひらを使うことでセルフケアができます。
例えば頭痛がするのならば、手のひらを頭に当てて、ゆっくりとプレッシャーをかけてみてください。
焦らずにゆっくりとするのが、コツです。
もし、ご家族がいらっしゃるならば、ご家族にやっていただいてもよいでしょう。
「手当」という言葉がありますが、調子の悪いときに手を当てて回復させるというのは、昔の人の知恵そのものと言えます。
さて、手当てをしていったい何をしているのかというと、筋膜をゆるめるということをしています。
「筋膜」
この言葉を聞かれたことはありますでしょうか。
「筋膜リリース」や「筋膜療法」「筋膜マッサージ」など聞かれたことがあるかもしれません。
実は人間の身体の中にはたくさんの「膜」があります。
「筋膜」は薄い膜です。伸縮性があり、身体の頭から足までがこの筋膜で覆われているのです。
骨や筋肉、筋肉のなかの筋繊維、内臓、血管、神経など、「膜」で覆われていないものはない、と言っても過言ではありません。それぞれの臓器が臓器の形として、また身体が身体としての形を保つことができるのは、この「膜」があるからなのです。
白金台「ピタゴラスの手」の施術でアプローチしているのは、主にこの「筋膜」です。
筋膜が、きちんと整っていればいいのですが、凝ったり、痛みのある部分は癒着をしていたり、縮んで固くなっていたりしていることが多いのです。
膜がきちんとその働きをしてくれると、正しい姿勢をとることができ、また、身体の動きもしなやかになります。
ふうせんの一部にセロテープを貼ってから膨らませると、テープを貼った部分だけ膨らまず、いびつな形に膨らみますが、筋膜に癒着したり縮んで固くなっている部分があると、人間の身体もこのように歪んでいくことがあるのです。
この癒着をしている部分や、固くなっているところにプレッシャーをかけながらゆるめていくのが「ピタゴラスの手」の施術です。
さて、セルフケアの話に戻りますが、ご自分でされるときには、体温のぬくもりでじんわりと温まっていく感覚があるくらいで、手当てをされるとよいでしょう。
顔をこのような感覚でさわられると、美肌効果にもつながります。
セルフケアはあくまでも一時的な処置でもあります。
また、「セルフ筋膜リリース」などもありますが、さわる場所や力の加減など難しい場合があるのではないかと思います。
時間に余裕ができたときには、ぜひ、いつも通われているマッサージや整体に行かれて処置をされることをおすすめいたします。
また「筋膜に対する施術」にご興味がある方は、ぜひ白金台「ピタゴラスの手」にいらしてください。
お問い合わせお待ちしております。