身体を整えたならば、靴や服も整えよう

身体を整えた後に、心がけたいこととは

今回は、身体を整えたならば、それに合わせて靴や衣服も整えてはいかがでしょうか、というご提案です。
「身体を整えたならば、次になにをしていけばよいのか」というヒントになれば、うれしいです。

衣服や靴など、身に着けるものは身体の動きに影響を与えます。
白金台「ピタゴラスの手」では、美しく靴を履きこなしたり、服を着こなすには、「姿勢を整えること」からスタートすることをおすすめしています。
美しい服や靴を纏っても、姿勢がよくなければ、台無しです。

また、身体に合わない服や靴を履けば、動きにくいもの。
身体に合わないものを身に着け続けることは、身体の使い方に新たな「クセ」がつく原因になります。
特に靴は 正しい姿勢に大きく影響してきます。

施術を通して身体のクセを解消し、正しい姿勢を手に入れても、いままでのクセになじんだ靴を履き続けたならばどうでしょうか。
せっかく身体を整えたのに、身体を再び昔のクセに、わざわざ戻そうとしているようなものです。
これは、かなり損をしている、と思いませんか。

せっかく身体を整えたのならば、今まで慣れ親しんだ靴にこだわらず、改めて、その身体に合った靴を探しに行ったほうが良いのです。

美しく着こなすために正しい姿勢を整えることが大切です。
そして、身体がある程度整ったならば、今度は維持するために靴や衣服を見直すことをおすすめしているのです。

習慣の断捨離のあとは、身に着けるものの断捨離を

履き慣れた靴、お気に入りの服はなかなか手放しにくいものです。
しかし、主役は靴や服ではなく、あなたの身体です。
だからこそ、あなたの身体の変化に合わせて、身に着けるものも定期的に見直していくこともおすすめしています。

衣服も、衣替えのときには、季節性やデザインを考えるだけではなく、身体に合っているか、無理な姿勢にならないか、動きやすいかなどをチェックしてみるとよいでしょう。

あえてルーズに着くずしてみる、という着方もありますが、正しい姿勢をつくるという点からはおすすめできません。

身体にとっては楽なように見えても、新たなクセをつくるきっかけになることもあります。
また、身体のクセによって、着崩れてしまうということもあるのです。

いつも同じように着くずれている場合は、クセが出ているのかもしれません。
例えば、いつも服の左肩が落ちてしまうというようにです。

そんな視点で見ると、正しい姿勢チェックもできます。

靴に身体を合わせるのか、身体に靴を合わせるのか。
衣服に身体を合わせるのか、身体に衣服を合わせるのか。
どちらがよいのかは、冷静に考えれば、答えは自ずと出ます。

身体を大切に扱うことは、自分を大切に扱うことでもある

自分の身体が動きやすいもの、きちんと動けるものを身に着けることは、自分の身体を大切に扱うことでもあります。

身体を大切にしていないというと、暴飲暴食や不規則な生活、無理な姿勢で身体を動かすというような、体に無理をさせることを思い浮かべることが多いのではないでしょうか。
じつは、身体にあっていない衣服や靴を身に着けることも、身体を大切にしていないと言えます。

サイズが合っていない服は、拘束具のような役割をすることもありますし、かかとの一部分が極端にすり減った靴では、正しく立つことも叶いません。
下着も、サイズが合わないと、体液の流れを滞らせる原因になり、むくみなどの原因にもなります。

身体に合ったものを身に着けることで、正しい姿勢や動きやすい身体、健康な身体を維持していくという視点も持っておくと、よいのではないでしょうか。

身体を整えることのなかに、衣服や靴からできることもある、ということを知って、あなたの日常生活に取り入れてみてください。

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