身体の不調から回復しやすい人と、そうでない人との違いとは?
病気や身体の不調から回復していくためのポイントとは?
病気や身体のトラブルが起こった時に、治りやすい人と、そうでない人がいらっしゃいます。
この違いはどこにあるのでしょうか。
施術等で多くの人に接する中で感じたことは、違いが大きくあるとすれば、それは「自分の身体をどうとらえているのか」というところです。
あなたの身体のことを一番知っているのは、あなた自身です。
ですが、「あなたの身体」のことを他の人にゆだね過ぎている人が多いのです。
病気や身体の不調から回復していく人は、「ご自身の身体を信じている」傾向が強いように感じます。
あくまでも傾向ですが、違いを生んでいるポイントは「ご自身の身体を信頼しているかどうか」というところにありそうです。
では、この自分の身体を信頼するとはどういうことでしょうか。
それは、先ほどもお伝えした「あなたの身体のことを一番知っているのは、あなた自身」ということが分かっていて、そこから身体のことを考えているということです。
ですから、よくなることを信じることもできますし、ご自身の身体にとっての明るい未来を感じ取ることができます。
体調が悪くなった時に病院や整体などの施術を受ける方は多いことでしょう。
そこで、病院の先生や担当の施術者に原因、対処方法、治療方法などの話を聞くわけですが、自分の身体のことにもかかわらず、人任せにしすぎていませんか?
先生に頼り切り、薬に頼りきりになっていないでしょうか。
これは、病院の先生や薬の力を否定しているのではありません。
そもそも、ご自身の身体の持っている力を信じていない場合には、よい薬やよいドクターの治療を受けても、その力を引き出すことはできません。
薬やドクターに頼りすぎて、ご自身で判断や考えることをしない場合にも、身体の力を引き出すことはできません。
やはり、あなたのご自身の身体に対する信頼ありきなのです。
身体との信頼関係を築く方法
施術を通してお客様の身体から感じることは、身体はあなたから信頼されることを待っているということです。
身体への信頼がある人は、ドクターから「ちょっと難しいケースかな」と言われていても、よくなられていることがあります。
逆に問題のないレベルの場合でも、自分の身体の力を否定している場合には、よくならない状態が続くことがあります。
身体の底力を発揮するには、身体の持ち主である「あなたからの信頼」が必要なのです。
これは、親子の関係にも似ているかもしれません。
親からの信頼を得ている子供は様々な局面でも実力を発揮しやすく、なにかと否定されて育った子供の場合は、力を発揮するどころか、卑屈になっていくというようなケースです。
エジソンのように学校の先生に匙を投げられても、親が「この子は大丈夫」と信頼して接している場合、結果的に発明王として活躍される、そのような人もいらっしゃいます。
自分の身体を信頼するとは、このような、ご自身の身体に対して愛情にも似た信頼感を育むことでもあります。
白金台「ピタゴラスの手」で行っているロルフィングやワーニッツでは、施術を通して身体との信頼感を築くことについてもお伝えしております。
まずは、身体との信頼関係を築いてみてはいかがでしょうか。
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