猫背も改善? 日常生活はバレリーナのように
身体の使い方にも、「おすすめ」があります
白金台「ピタゴラスの手」からの身体の使い方のご提案。
それが「日常生活はバレリーナのように」です。
なぜ、このご提案をしようと考えたのかというと、日常生活のなかでの身体の使い方も、イメージを変えることで変化していくということをお伝えしたかったからです。
例えば、家のなかの高いところに置いているものを取ろうとしたときに、腕だけを伸ばすようにとっていませんか?
こんなときにも身体全体を伸ばすように使うことができると、驚くほど楽に身体を動かすことができます。
バレリーナのように優雅に身体を伸ばして遠くのものに手を伸ばすイメージが有効なのです。
通常の使い方の場合、人は縮める方向で身体を使いがちです。
それは、身体を固める方向での使い方につながり、白金台「ピタゴラスの手」では、おすすめしたくない使い方でもあります。
固める方向での使い方は、身体の動きを制限します。
それは、本来、人の身体がもっている美しさやその人らしさも制限していくことになるのです。
猫背も制限していく方向での習慣が形になったもの、とも言えます。
イメージがあると、身体も動きやすい
ところが、伸ばす方向に身体を使ってほしいのですが、なかなか、意識してもできないことがあります。
身体のよさを引き出す、美しさを引き出すという方向をお伝えしても、頭では理解ができても、なかなか身体が動かないのです。
そこで、「バレリーナのように動く」ことをイメージしてもらうと、比較的かんたんに伸ばす方向で身体を使うということができるようになるのです。
日常生活でのひとつひとつの動きに、そうしたイメージは必要ないという人もいらっしゃるかもしれません。
白金台「ピタゴラスの手」では、身体という資源を最大限に使えるように考えて施術をしています。
施術の後にも、使えるようにもってもらうためにも、イメージがあると、よりよく動かすことができます。
また、当たり前ですが、身体と離れて生きていくことはできません。特別な時だけ特別な動きをするのではなく、日常生活のなかでもよりよく動くようにしていただきたいとも考えています。
つまり、日常生活はよき練習の場であると同時に、本番の舞台でもあるわけです。
そのときに、やはり「よきイメージ」をもって身体を動かしていただきたいのです。
「日常生活はバレリーナのように」という言葉があると、身体を伸ばす方向で使っていきやすいのではないでしょうか。
ただ、「背中を伸ばしなさい」「背筋を伸ばしなさい」というと、そのときだけになりがちです。
ところが、「日常生活はバレリーナのように」と言われると、動きまで伴った「伸ばす」という動きが可能になります。
ぜひ、よりよく身体を使うヒントにしてください。
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