【身体の軸を整える簡単な方法】

近頃のデジカメは進んでいて、ゴルフのフォームチェックに特化したものが出ているようです。
自分のフォームを撮影すると、身体の軸がぶれていないか、フォームが崩れていないかなど、撮影した動画からチェックができるという優れものだとか。
なかなかご自身のフォームをチェックすることはできないので、こうした機器を活用されるのも姿勢のチェックにはよいかもしれません。

ゴルフに限らず、フォームのチェックや、身体の軸がぶれていないかを確認することは、競技をするうえで基本になることだと考えている人は多いようです。

そのことを象徴するようなエピソードを聞いたことがあります。

高橋尚子さんは、女子マラソンで、日本人初のオリンピックメダリストです。
その高橋さんも、社会人として競技をしていたころは、トップ争いをするほど速かったわけではないそうです。
転機になったのは、小出義雄監督との出会い。
その小出監督が最初に高橋尚子さんにさせたことは、身体の軸のクセの修正だったそうです。

長距離ランナーは、練習として道路を走っています。
ところが道路は平らにはなっていません。
かまぼこのように、真ん中が出っ張り、端にいくほどさがっていくような緩やかなカーブがついています。
これは道路の水はけをよくするためなのですが、ランナーにとってはよくないようです。
右側ばかりを走っていたり、左側ばかりを走っていると、身体がその片側を走りやすいように変化をしてしまっているからだとか。身体の軸がぶれていたりするのです。

小出監督は高橋さんの身体を見て、彼女も道路の片側だけを走っていたことを見抜き、その逆側を集中的に走りこませて、身体をニュートラルな状態に戻すことからはじめました。

その結果、トレーニングによって記録が出るようになり、オリンピックでメダルをとるところまでいった、ということです。

トレーニングをすることが効果的に記録につながるための身体づくりを、小出監督は指導されていたのでしょう。
さまざまな選手が小出監督のご指導の下、記録を出されていることからも推測できます。

さて、この身体の軸を整えたり、ニュートラルな状態に戻すというのは言葉で書くと簡単ですが、実際には時間がかかるものです。

高橋尚子さんが、いつも走りこんでいた逆側を集中的に走って、ニュートラルな状態に戻したといっても、彼女が一日に走っている量も多いはず。おそらくいままで走ってきたのと同じくらい逆側を走らないと戻らないのではないか、と予想します。

つい、手っ取り早い方法を考えてしまいたくなるのは人情ですから、こうした地道なトレーニングの段階であきらめてしまう人もいらっしゃるかもしれません。

白金台『ピタゴラスの手』の施術は短期間で身体の軸を整えるのに適した内容になっています。

施術を通して、身体の姿勢や軸を整えていきますので、
競技をされていて、
・記録の天井を感じている方
・年齢や故障からくる身体の動きに限界を感じている方
・さらに記録を伸ばしたいと考えている方
こんな方のお力になれると考えています。

トレーニングだけで軸を整えていくことに難しさを感じている人には、特によい方法だと自負しております。
ご興味がある方はぜひ、お問い合わせください。