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少女側弯症のための”必要圧”メソッド

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手技:ワーニッツ「少女側弯症のための”必要圧”メソッド」が、ひとりでも多くの少女たちのお役に立てることを心から願っています。

1)少女側弯症とは・・?

少女期の「第二次性徴」の始まりをきっかけとして急激に顕著になる側弯症をピタゴラスの手では「少女側弯症」と呼んでいます。

その原因は、様々な個人的要因が複数に重なり合って起こっていますが、第二次性徴の期間:中学から高校の約6年間:に急速度で側弯症状が進むという身体的共通がみられます。

ですから、その原因を見据えながらも、側弯速度を抑制しながら、身体的成長を健全な方向へと誘導していくことが、少女期の最優先課題です。

やがて成人を迎えて、本人の意識が明確になっていく頃には、その”精神的自立”と”身体の自立 ”が一致することが目標となります。

2)手技:ワーニッツの”必要圧”と「圧情報のイノベーション」

ピタゴラスの手では、手技:ワーニッツの”必要圧”を少女側弯用に特化して、少女側弯症治癒のためのアプローチを7年余にわたり重ねてきました。

ワーニッツの”必要圧”によって身体組織に「圧情報のイノベーション」が起こり、少女側弯症の身体が、健全な方向へ身体的成長を転換していきます。

”手術以外に改善はない”といわれる成長期の側弯症であっても、定期的で継続的な「圧情報のイノベーション」をおこさせることで側弯症が改善します。

私たちの身体組織は、常に成長するために必要な”圧情報”が”連鎖”することで変化変転しています。

ところが、少女側弯症の身体組織は、不均一な圧情報が固定したように変化しにくい状態のまま”圧情報”の”連鎖”が定着してい ます。

これによって、身体組織の成長バランスが、著しくゆがめられている状態が「少女側弯症」だといえます。

手技:ワーニッツの”必要圧”は組織内の「圧情報」を定期的に変化させることを促して、固定化している組織の変化速度を促進させることで、組織自体が全体的なバランスの中で必要とされる変化を起こすことに積極的になるよう手伝っています。

その結果、身体組織の成長バランスが均整を取り戻し、「少女側弯症」の治癒へと結びついていきます。

3)手技:ワーニッツの”必要圧”と「感覚の再生」〜痛みへの理解〜

手技:ワーニッツの施術によって「圧情報のイノベーション」をおこした身体は、施術後も日常生活の中で、目で見ることのできない身体の最深部において極小の連鎖的な変化を継続させています。

特に、少女側弯症の改善は必ず”感覚の再生”も促していきます。

そのため、治癒のプロセスでは”感覚の再生”によって”痛み”や”疲労感”を感じて くるようになります。

これを例えていえば、長時間の正座で徐々に感覚が麻痺した状態になっていた足が、正座を解くことで、血流の活発な再開がおこり、感覚を取り戻す過程で”しびれ”や”痛み”を感じていくことと同じです。

正座の”しびれ”や”痛み”が「回復のプロセス」であることを知っている私たちは、その”しびれ”や”痛み”が速やかに過ぎていくように足を撫でさすって改善を促すように、
手技:ワーニッツを段階的に継続施術することが、必ず治癒へ加速していきます。

4)”治癒への希望”の共有 〜本人・家族・施術者〜

少女側弯症の治癒のプロセスは、ご本人の努力だけでなく、ご家族のあたたかなご協力によっても支えられ、 進んでいます。

クライアントさんの”組織や感覚”は施術中だけでなく、施術後も日常生活の中で必要な変化を連鎖して行い続けようとします。

ですから、クライアントさんの表現する様々な言葉や身体反応に対して、ご家庭での理解と共有がとても大切です。

たとえば、冬の草花が地上部分を枯らしている時に地下の部分では芽吹きの準備が行われているように、施術を繰り返している身体の中では、目に見えにくい治癒への変化が起こっていることをご家族も一緒に理解していただきたいのです。

施術開始後の変化は、舗装道路を直進するような予測可能な変化ではなく、自然の営みを受け入れて歩くような不規則で未知の変化の連続です。

けれども、手技:ワーニッツの”必要圧”が、本来の身体を形成するために”必要な圧”を求める 限り、身体が治癒の方向性を見失うことはありません。

それは、もともとクライアントご本人の身体が必要としている-”圧情報”だからです。
初回カウンセリングは必ずご家族同伴で、クライアントご本人・ご家族・施術者の三者が”治癒への希望”を共有します。

特に中学生期間は、保護者との質疑応答を毎回行うことで、改善に向けて移り変わっていく”少女側弯症”の身体状況への理解を共有し、励ましあえるように努めています。

 

現在、手技:ワーニッツ継続中のクライアントさんも含めて、その経過として、外科手術の可能性を示唆されるレベルの「少女側弯症」であっても、少女期(主に中学〜高校)とその後の2〜3 年にわたって手技:ワーニッツの”必要圧”施術を段階的に繰り返し継続することで、手術の回避だけでなく、さらに社会人としての自立のための積極的な身体の改善が起こることを、クライアントさんをとおして確信し、施術への原動力としています。

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2015年6月現在、大人も含む5名のクライアント様がそれぞれのペースで側弯症の改善に取り組んでおられます。

そのうちご本人の同意のもとにアンケート協力くださった少女側弯症2ケースを以下にご紹介させていただきます。

<少女側湾症についてのアンケート>

Q1)ご自身が最初に「側弯症」だと判断されたのは・・・?

Q2)それまでに身体のどこか辛いところはありましたか?

Q3)その時は、どのように対処していましたか?

Q4)「側弯症」がわかってから病院などで治療をうけられたときは・・?
・期間
・診断時の角度
・主治医の所見
・治療の主な方法
・上記の治療で特に感じたこと

Q5)ワーニッツ「少女側弯メソッド」の施術について
・施術を受けた期間
・上記の期間で体の変化など覚えていることを教えてください。

Q6)アンケート記入の時点で、ご自身の側弯状態は・・?

Q7)将来的な身体への不安などがありますか・・?

Q8)これからのケアについて何か具体的な希望はありますか・・?

Q9)ご自身の経験を通じて、今「少女側弯症」の悩みを持っている方々へメッセーッジを書いていただけますか?
メッセージの内容、長さ、形式などは自由です。

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実例1:少女側弯症についてのアンケート  <記入日:2015.04.06 大学2年時>

Q1)ご自身が最初に「側弯症」だと判断されたのは・・・?
A1) 11歳:風邪でレントゲンを撮ったときにわかりました。

Q2)それまでに身体のどこか辛いところはありましたか?
A2) 痰がのどにからまってはいたが、他は何も感じていなかったです。

Q3)その時は、どのように対処していましたか?
A3) 痰を病院で治療していました。

Q4)「側弯症」がわかってから病院などで治療をうけられたときは・・?

・期間・・12歳ごろ(小学生〜中学生)

・診断時の角度・・76.7度→45度(注:ワーニッツ施術によって角度が軽減しています)

・主治医の所見・・最初の頃は角度が浅かったので「様子を見ていく」ということだったのですが、急に角度が進行していき、小学6年終了時は「最終的には手術しかない」といわれました。

・治療の主な方法・・当時、自分自身はまったく何も(痛み・違和感など)を感じなかったので、体操などのアドバイスをもらいましたが何もしませんでした。

・上記の治療で特に感じたこと

Q5)ワーニッツ「少女側弯メソッド」の施術について

・施術を受けた期間・・12歳(中学生)〜19歳(大学生)

・上記の期間で体の変化など覚えていることを教えてください。

当初、私自身は側弯症で身体的な不便を感じることがなかったので、初めの頃の施術は特に何かを感じることもなく、ふつうにマッサージを受けている感覚でした。

でも、病院で角度を測ってもらった時、角度の進行が止まり、徐々に角度が逆戻りし始めました。

毎回の測定時に担当医は”測定の誤差”だと説明しましたが、7〜8度は戻っていたのを覚えています。

その結果、「手術しなければ」といわれていたのが、「様子を見ていきましょう」に変わりました。

施術を繰り返し受けているうちに、だんだん痛みや違和感を覚えるようになりました。
施術中もいたいところが増え、苦痛に感じるときもありました。

しかし、それを乗り越えていくと、見た目も左右差が徐々に気にならなくなっていきました。・・私は右の背中の上がボコっと出ていて、ウェストの左右のくびれがとても違いました。

そして身体が楽になり始め、施術の回数も高校3年の頃には1年に2度になり、大学1年は1回も施術しませんでしたが、日常生活を普通に送り、現在は確実に身体が変わっていくのを感じられるようになりました。

Q6)アンケート記入の時点で、ご自身の側弯状態は・・?
A6) 痛みや辛さはないのですが、たまに違和感があることと、まだ見た目が気になっています。

Q7)将来的な身体への不安などがありますか・・?
A7) 12歳当時に、担当医から「身体が側弯症をカバーするために、いろいろなところにガタがくる」と言われています。
さらに「トゲのようなものも出てくる」と言われていて、それが不安です。

Q8)これからのケアについて何か具体的な希望はありますか・・?
A8) やはり、まだ見た目が気になるので、見た目の左右差をなくしていきたい。

Q9)ご自身の経験を通じて、今「少女側弯症」の悩みを持っている方々へメッセーッジを書いていただけますか?
メッセージの内容、長さ、形式などは自由です。

A9) 私の場合、角度の進行が速く、気がついた時には”なす術”がなく、担当医には「手術しかない。」と言われました。

当時はまだ小学生であまり何も分かっていなかったので「そうなんだ。じゃあ手術しようかな・・」と思いました。

けれど、両親が手術のことを調べ、その内容を不安視して、何か他の手立てはないか!?と、ワーニッツを見つけてくれました。

通い始めた当初は1ヶ月1回くらいのペースで行かなければならないのが面倒で、痛いところも多かったので苦痛でした。

しかし、確実に着々と身体が変化していき、施術のペースも年に2回くらいになり、ついに最初の施術から8年目で無事”側弯症”から卒業することができました。

・・医学的に治ったという意味ではありませんが、”普通の人”になることができました。

今振り返ってみると、両親がワーニッツを見つけてくれて本当に感謝しています。

もし、私も両親も当時担当医の言うままに手術を受け入れてしまったら・・と思うと恐ろしく思います。手術を受けるリスクは計り知れません。

もし、側弯症で悩んでいる人がいるなら、ぜひ1度施術を受けてほしいです。安易に手術をして、後で後悔してほしくないから。
半信半疑でもいい。確実に変化を感じられます。
私は、本当に施術を受けてよかったと思っています。

(Q4注以外、本人記載文です。)

 

実例2:少女側弯症についてのアンケート   <記入日:2015.04.30 中学3年生>

Q1)ご自身が最初に「側弯症」だと判断されたのは・・・?
A1) 10歳ごろ:母が気づいた。

Q2)それまでに身体のどこか辛いところはありましたか?
A2) 足や腰が痛くて、学校を休むときがありました。

Q3)その時は、どのように対処していましたか?
A3) 母がマッサージやシップをしてくれました。

Q4)「側弯症」がわかってから病院などで治療をうけられたときは・・?

・期間・・・10歳ごろ

・診断時の角度・・初め45度くらいで、そのあと10度くらい進んだ。(病院は止めたので、正確な数値は不明です。)

・主治医の所見・・手術を勧められたので、「手術」の相談に病院へ行きました。

・治療の主な方法・・病院では何もしないから、母がいろいろな自然療法へ連れて行ってくれました。

・上記の治療で特に感じたこと

Q5)ワーニッツ「少女側弯メソッド」の施術について

・施術を受けた期間・・13歳〜15歳現在継続中

・上記の期間で体の変化など覚えていることを教えてください。

身体の痛みはだいぶ少なくなってきて、母が私にマッサージをしなくてもよくなりました。

Q6)アンケート記入の時点で、ご自身の側弯状態は・・?
A6)まだ外見の左右差がはっきりしているので、気になります。

Q7)将来的な身体への不安などがありますか・・?
A7) 外見の左右差と疲れやすいことが気になります。

Q8)これからのケアについて何か具体的な希望はありますか・・?
A8) 自分にあった体操やストレッチなどをしたいと思います。

(お母様代筆文です。)

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