【病気でいつづけるメリットについて考える】
体調の不調や病気でいることは、つらいものです。
ところが、不具合が起きたときに、あれこれと試してみてもなかなか改善しない、ということはないでしょうか。
治りたいと思っているのに、なんだかよくならない、というパターンです。
こうしたときには、もしかしたら身体の方の原因ではなく、心の方に原因があるのかもしれません。
身体の不調は、正しい身体の使い方や健康に気を使った生活をしていないときに、よく起こります。
そうした部分を改善しても身体の不調がなかなかよくならないときには、無意識のうちに「病気でい続けるメリット」を感じているかも、という考え方もあるのです。
例えば、兄弟の多い子供さんの場合、「なかなか親にかまってもらえないときに病気になったりする」という話を聞かれたことはないでしょうか。
親の関心をひくために病気になることで、他の兄弟よりも愛情を注いでもらえるということを無意識に感じとり、病気になるということが実際にあるのです。
子供さん本人は無自覚なままです。
健康になってしまうと親からの愛情はいつもどおりになりますから、病気でい続けたり、病弱でい続けるということは「親の愛情を得る」というメリットがあるわけです。
これは子供さんの場合ですが、大人の場合にも形を変えて現れることがあります。
病気でいることで
・本来しなくてはいけないことを、しなくてよくなっている。
・他の人の愛情や関心を得ている
・経済的なメリットが生じている
など、人によって異なるかもしれませんが考えられることはいろいろあります。
病気でい続けることから何かの利益を得ていれば、それはなかなか手放せないものでしょう。
もし、なかなか症状が回復しない、身体の不調が続くというときには、もしかしたら「病気でいることのメリット」を感じていて、そちらを選択しているのかもしれない、という可能性も考えてみてください。
もちろん、これはすべての人に当てはまるわけではありません。
可能性のひとつとして考えてみることをおすすめしています。
また、白金台「ピタゴラスの手」では、そうした視点も施術を通してお伝えしております。
単に不調を解消するというだけではなく、身体との付き合い方などをお伝えすることで、より長くよい状態で、身体を使っていくことができると考えているからです。
それは、身体の問題解消だけではなく、長い目で見て人生の質を上げていくことにつながっていきます。
ぜひ一度、施術を受けて見られることをおすすめいたします。