ビジネスマンや経営者に人気の座禅

座禅は禅宗の心の修行の方法です。
最近ではビジネス禅、経営禅、寺ガール、禅ガールという言葉もできているとか。
ビジネスマン、経営者などで座禅をする人が増えているそうです。

座禅をする理由としては、頭がすっきりして判断ができたり、仕事に対しての集中力が増すなど、仕事によい影響を与えるということが挙げられます。

スティーブ・ジョブズ氏
稲盛和夫氏
相田みつを氏

ここにあげた方の共通点は「座禅」をされていたこと。

お寺で座禅会をされているところもあり、そうした場所に参加される方もいらしゃることでしょう。
また、ご自宅で少しの時間でも座禅を組む方もいらっしゃるかもしれません。

ところで、座禅や瞑想をしていると、眠くなってしまうと言われている方の話を聞いたことがあります。

じっと座り、頭の中の雑念を払い、今、ここに気持ちを集中していくのはよいのですが、気持ちよくなって眠ってしまうということがあるようなのです。
心当たりのある方も多いのではないでしょうか。

お気持ちお察しします。
確かに、眠くなってしまうことがあります。

日頃、お仕事に集中されていると、静かなところで心を落ち着けていくなかで、ふっと眠りに落ちてしまうということはよくあることです。

そして、こういう状況だと、よく眠れたりするのです。

座禅や瞑想の途中で眠ってしまわないための座り方

そこで、秘策です。

それは「正しい姿勢」で座ることです。

白金台「ピタゴラスの手」でよくお伝えしている「正しい姿勢」の出番です。

座った時にお尻の下に手を入れると、骨のでっぱりが二つあります。
これを坐骨結節といいます。

この坐骨結節を立てるように座ると、長時間座っても姿勢がぶれず、背筋を伸ばしたまま座ることができます。
しかも、安定感があり、座禅に集中することができます。

座るときに、背筋だけを伸ばしても、骨盤が立っていないと、姿勢がすぐに崩れてしまうことがあります。
この場合、長時間座るだけの姿勢の維持ができません。

お寺での座禅は40分から60分くらいの時間、座ることが多いようですが、単に背筋を伸ばしただけですとこれだけの時間、姿勢の維持ができないのです。

姿勢の維持ができないと、座禅どころではなくなってしまうでしょう。
さらに、なぜか眠気をもよおすことになります。

これを坐骨結節を立てて座るだけで、姿勢がよくなり、しかも眠くなりにくくなるのです。

この座り方は座禅や瞑想のときだけではなく、普段の仕事や生活で座るときにもできる方法です。

集中力が増し、適度な緊張感を持って仕事をすることができます。

白金台「ピタゴラスの手」では、身体を整えることで心も整えるということもお伝えしております。

このようなところから、身体の感覚を整えるということをはじめてもいいかもしれません。

簡単な方法ですから、ぜひ、お試しください。
【関連記事】
人間にとって大切な呼吸の話
http://newfieldcorp.com/2015/06/10/story-of-the-respiration/

禅や瞑想で大切にされているものに呼吸があります。
正しい姿勢と呼吸について、白金台「ピタゴラスの手」の施術と考え方を書いています。